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政治的無関心
音楽/舞台芸術19世紀前半には進歩主義的な態度をとっていたロマン派の作曲家たちが1848年あたりを境にして革命に背を向け、政治について無関心な態度をとるようになっていった、という話を読んだ。まあこれは、当時の中産階級全体の傾向でもあるし、当たり前のことだと... -
酵母・麹が主役のスペシャル日本酒会
グルメ先日、酵母や麹の違いを楽しむ日本酒会に参加させていただきました! とっても楽しかったので、感想を書きます。 【いつぶりかの日本酒会】 久しぶりの日本酒会! とはいえ、これまでに参加した回数はそれほど多くないかも。ワイン会とくっついていたこと... -
2020/09/03 朝方の夢
日記/雑記久々に脈絡のある夢を見たから記録した。父からの逃走、父とその女からの逃走。 -
古井由吉『杳子・妻隠』
本わたしたちがたいていの場合まっすぐ歩けるのは周りのあらゆるものが存在感を隠してくれているおかげでしかなく、物体たちがいちど本当の姿を表し始めると、あんなにも慣れ親しんでいたはずの世界は人間の認識できる範囲をすぐさま超越し、目の前がぐらつ... -
これがずっと続くのか、という感覚
日記/雑記気分が最悪になるときってだいたいいつも、タイトルみたいな感じを抱いている。「これ」に入るのは学校とか仕事とかならまだよくて、ベッドから起き上がるとか、物を買いに行って何か食べるとかトイレに行くとかそういうレベルの行為のこともあるが、とに... -
久々の演奏会本番を終えて
音楽/舞台芸術先週末、久しぶりの本番があった。コロナ禍であらゆる演奏会が中止か延期になる中、唯一開催までこぎつけた室内楽の演奏会である。ステージ上の人数が少なく済むこと、そして原則として観客を呼ばないことでなんとか実現した本番だ。久しぶりのステージは... -
石井妙子『女帝 小池百合子』
本なんだろうこの複雑な感情は。簡単に言い表せそうなのに、いざ口に出そうとすると喉に詰まって出てこないような気持ち。 本を開くといつも、無力な小さな女の子としての小池百合子がそこにいる。つい救ってあげたくなる。でも絶対に手が届かない。 確かに... -
どこにもない街をふらつくように時間が過ぎる
日記/雑記お出かけの予定が急になくなってしまいゆったりとした時間を過ごしている。来週忙しいのがわかっているのだから先取りしていろいろ片付けとけばいいんだけどそれは無理だった。16時くらいから夕飯を仕込み始めたりとかしてる。毎日こういう生活をしていた... -
大阪フィルハーモニー交響楽団 第539回定期演奏会
音楽/舞台芸術「そういえば、世界には空気があったし、わたしたちには身体があったんだったな」 何か月ぶりかに聴きに来た、「本物」の――つまりオンラインでなくリアルの――演奏会の1曲目、ベートーヴェンの第4交響曲の初め4つの音が鳴る間に、突然そのことを思い出した... -
日記を書くと疲れるし、書かないと何かを見失う、のか
日記/雑記2020年に入ってから、なるべくブログで日記をつけるようにしてきたのだが、ここ最近は少しさぼっている。というか、さぼってみている。なんとなくこの頃、日記を書くのが義務みたいになってきてしまっているから。ブログだけでなく、手帳の日記も最低限の... -
2020/06/02-07
日記/雑記日記を書く余裕がない週だった。この土曜日に不動産屋を訪ねると決めていたので、平日の夜はそれに向けていろいろな本を買ったり読んだり、諸条件について話し合ったりしており、それ以外のことをするエネルギーがまったく残っていなかった。 結果的に良い... -
【無塩でもおいしいレシピ付き】伊藤食品の鯖水煮(食塩不使用)を全力でおすすめしたい
グルメ最近出会った伊藤食品のサバ缶のおいしさを多くの人に知ってほしくて、ブログを書きます。かんたんレシピも紹介するので、ぜひご活用ください。 【鯖缶ジプシーがようやく終わった】 背の青い魚が大好きなわたしにとって、鯖缶は本当にありがたい存在。あ...