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食べるということは
食べるということはいったい何なんやろう?何かを受け入れることであるという説明は聞いたことがあるけれど。食べる対象というのは決して自分ではないものである。自分ではないものを受け入れるということ?そればかりでなく、自分ではないその何かによっ... -
日記 2019/03/02
倫理観が合わない人よりも、倫理観が曖昧でよくわからない人のほうが余程怖い。 何が自分の核にあるのか、ということについて、少し的はずれな自覚を抱いていそうな人よりも、自分の核についてまったく何も自覚のなさそうな人がとても怖い(正しく自覚する... -
輪針で往復編み、良い
輪針セットを買いました!たぶんもう今後まっすぐの棒針は買いません! 「輪針が棒針の代わりになる」っていうのは、なんとなくそうなんだ〜、程度の情報としては知っていた。 でも、よく考えることもせず……往復編みするならやっぱ初心者は普通の(?)棒... -
日記 2019/02/20
外に出ると空気が温かった。昨日からの急な気圧の下がり方はひどいし。こういうしんどい日によくブログを書いている気がする。 生まれた季節への拘り、愛着。わたしの場合は5月生まれで、5月が大好きだし、季節の中では春が一番好きだ。今思い返せば、本当... -
NUMBER GIRL
https://rockinon.com/news/detail/183984 https://youtu.be/Cbcs6nZM20A この曲すき 明日のことを考える人が嫌いで、100億年先のことを考える人が好きだ。昨日のことを懐かしむ人が好きだし、昨日を飴みたいに引っ張る人が大嫌いだ。 ナンバーガールが復... -
村上龍『愛と幻想のファシズム』
夫に勧められて、貸してもらって読んだ。どうしようもない気持ちになるけれど、面白いよ、と。村上龍を読むのは何年ぶりだろう?たしかに面白い。断定口調の短文が読点で連なってゆく文体は、スピード感と重みを同時に伴い、有無を言わさぬ強さを持つ。し... -
日記
アイロンを掛けていた。彼のシャツに、彼自身が選んだアイロンを使って。 今わたしが使っているこのアイロンはとても重たい。その重み自体で、しわが伸ばされてゆく。なんとも言えない、とても心地よい感覚だ。 アイロンというのは同じ機能であれば、重み... -
町田康『スピンクの笑顔』
スピンクシリーズの最終巻。このシリーズは、スタンダードプードルのスピンクによる一人称で語られる。スピンクは犬なので自分で文字を書くことはできない。そこで、主人公・ポチ(=町田康?)の脳に直接語りかけることによってこのシリーズを執筆してい... -
C/Sを集めるの難しすぎない?
幼い頃、母によく連れて行ってもらった喫茶店は、その時々・その人その人に合わせて様々なカップで珈琲を出してくれる場所だった。注文したものが届くまでの間、カウンターの奥や客席と通路を仕切る棚に並ぶ色とりどりのカップを眺めては「今日はどれが好... -
【おうち】スマートプラグを導入した
我が家は現在、リビング炬燵生活をしている。炬燵というのは、他のあらゆる暖房器具に比べて、電源を切り忘れて外出したり就寝してしまうことが本当に多い。 どうにかしてこれを防げないか……注意力を上げるしかないのか……いや、それはちょっと。ずっと考え... -
わたしが眠るときの話
どこかに逃亡したいと思うのだけれど、どこから、そして何から逃げたいのかは全然わかっていないので、どこに向かって走ればよいのかわからず、二歩や三歩どちらかに歩いてみたとしても、ずっとずっとまとわりついてくる何かの影に、途方に暮れ、絶望し、... -
日記 2019/01/08
駅前のフルーツ屋さんにいて働いている人は、大体いつも駅前のフルーツ屋さんにいるのだなとふと思う。そして花屋さんにいる人はいつも花屋さんにいるのだ。どこか一定の場所に留まる、ということについて考えていたら電車が近づいて止まる音がする。電車...