WSET Lv.3 勉強会の記録🍷 #3 ドイツ・オーストリア・トカイ編

clubhouseで開催されているWSET Level3の勉強会。毎週決まった範囲のなかで、1人1つずつ質問を用意しておき、ほかの人がその場で考えて答えるスタイルで進行します。

この記事では、メンバーから出た質問とその答え、ポイントなどを簡単にまとめています。現在勉強されている方、これから受験される方、WSETに関係なくワインに興味のある方など、誰かのお役に立てれば幸いです。

今回はドイツ🇩🇪オーストリア🇦🇹トカイ🇭🇺🇸🇰がテーマです!

フランスを扱った第1回〜第2回のまとめはこちらをご覧ください↓

WSET Lv.3 勉強会の記録🍷 #1 #2フランス編
Twitterがきっかけで、WSET Level3の勉強会に参加できることになりました! 主...

ドイツ GERMANY

ドイツのワイン法が改正されます。

これまで生産者団体(VDP)による格付けしかなかったクヴァリテーツヴァインの領域が、法律によってきっちり格付けされるようです。2025年産までは移行期間、2026年産から新しいルールに変わるとのこと。ヘレンベルガー・ホーフさんのサイトがわかりやすいです。

随時、情報をアップデートしていく必要があります。この記事に書いてある内容も変更になるおそれがあるので、ご注意ください。

Q. ドイツのプレディカーツワインのうち、トロッケンベーレンアウスレーゼとアイスヴァインのそれぞれについて、スタイルと収穫方法を説明せよ。

  • トロッケンベーレンアウスレーゼ
    • 貴腐ブドウを利用
    • 手摘み(1粒ずつ貴腐の付き方を見る必要がある)
    • はちみつ、レモンピール、オレンジマーマレード、アプリコット、花
    • 甘口(sweet)
    • アルコール度数低い
    • フルボディ
  • アイスヴァイン
    • 貴腐は重要な要素ではない
    • 希少価値高い
    • 品種独特の風味(貴腐特有の香りではなく)
      • 青りんごなど
    • 甘口(sweet)
    • アルコール度数低い
    • フルボディ

貴腐ワインは甘口(sweet)であり極甘口(luscious)ではないことに注意。また、ワインのスタイルを聞かれたらSATに沿って書くことが大切。アルコール度数なども含めて抜け漏れなく書きたいですね。なお収穫について、教本に記載はありませんが、アイスヴァインも手摘みが基本になるようです。

Q. 「Mosel」「GG」とラベルに表記されたワインがある。

このワインは何の品種で造られているかを答え、スタイルを描写せよ。

  • 品種
    • リースリング
  • スタイル
    • 辛口(GGだから)
    • 軽め(light〜medium)
    • 高い酸味
    • アルコールは中程度
      • ラインヘッセンやファルツに比べると弱い傾向
    • 青りんご、スイカズラ
      • レモンやライムなども書いてOK

このワインを生み出す畑の特徴(強み)として考えられるものは何か。そして、その特徴はワインにどのような影響を及ぼすか。

  • 川のそば
    • 夜間の気温低下が穏やか→ブドウの成熟が早くなる
    • 空気がよく循環する→病害リスク下がる
  • 急斜面
    • 日照を得られる→ブドウが成熟する
    • 水はけがよい→理想的なブドウがとれる
    • 春の霜リスク低減→収穫量の確保
    • デメリットとして手作業が必要、コストもかかりワインの価格が上がる
  • 南向き
    • 日照量が多い→成熟が早くなる
  • 石が多い(slate 粘板岩)
    • 放射熱→熟度が上がりやすい
  • ワインへの影響
    • 南向きの斜面
    • 石が多い
    • 川のそば
    • 急斜面

モーゼルでつくれるGGワインはリースリングのみです。

GGワインは優良な畑で取れるワインに対する格付け。素晴らしい環境の畑だと予想できます。そしてモーゼルは「南向きの急斜面」の典型例です!

今回の場合、たんに「影響は?」と問われているので悪い影響を答えてもOK。

Q. グローセス・ゲヴェクスとは何か。(※法改正に注意)

  • 生産者団体VDP(ファーデーペー)による合意のもとでの等級
  • VDPのメンバーが
  • 優良畑から
  • 辛口の
  • クヴァリテーツヴァインをつくるときに記載
  • 地域によってつかえる品種が違う
    • 個別にみておく
  • ワイン法で定められたものではないが最高品質の辛口ワインとみなされている
  • ドイツのワイン法改正によって、この分野のワインも法的に分類される予定

繰り返しになりますが、ドイツのワイン法は近々変わります。クヴァリテーツヴァインの格付けが設けられる予定なので、随時情報のアップデートが必要そうです。現在移行期間でややこしいですし、このへん試験には出ないかもしれません。

オーストリア

Q. オーストリアの代表的な白ブドウ品種の名称を1つ挙げ、そのスタイルを述べよ。

  • 品種名
    • グリューナー・フェルトリーナー
  • スタイル
    • 白コショウ、桃、レモン
      • (熟成するとハチミツやトースト)
    • 酸味が高い
    • フルボディ
    • 辛口

トカイ

Q. 「プットニョス」について説明せよ。

  • トカイ・アスーは、健康なブドウによるベースワインの発酵前後or発酵中に貴腐ブドウを漬け込んでつくられる
  • プットニョス(単数:puttony プットニ)は「桶」の意で、どれくらいの(桶何杯分の)貴腐ブドウを漬け込むかを示す単位
  • プットニョスはトカイ・アスーの残糖レベルを示す
  • かつて3〜6プットニョスが使われていたが、2013年以降は5〜6プットニョスのみ使われている

「そもそもトカイ・アスーはどうつくるのか」のような基本的なところにも触れておくと良いみたい。エチケットの画像が提示されて、そこから説明する出題パターンも考えられそう。

Q. トカイ・アスーの醸造法を説明せよ。

  • 貴腐の影響を受けていない健康なブドウでベースワインをつくる
  • 発酵前後または発酵中に貴腐ブドウを漬け込む
  • この混合物を圧搾して
  • できたワインをオーク樽で熟成

貴腐ワインとトカイ・アスーの違い、重要ですね。どっちも同じ甘口ワインでしょって思ってしまいやすいけれど、つくり方は全然違います。そして「圧搾」当たり前すぎて忘れがち!当然のこともきちんと書けるようにしたいです。

 

今日はここまで!次はギリシャ・イタリアが範囲です。地中海😊たのしみですね。

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