この前友人と曇りの朝、鴨川と三条大橋を臨むカフェで少し編み物をしながら、編むということはなぜこんなに魅力的なんだろうなって考えてた。
その答えはよくわかんなかったけど
ちょっとずれた場所に、わかったことがひとつあって
「つくる」ことのすべては本当はなにかを編んでゆくことなんだよ、と思うと少し世界が好きになれる。
わたし、つくった料理を褒められたらすぐ「レシピ作った人がすごいんだよ」「食材がおいしいんだよ」って言ってしかられるけど
「つくる」ことは本当は編んでゆくことなんだよ、と思うと
食材もすごいしレシピもすごいし作り手もすごいってことで納得してありがとうって言えるよ。
たった一目でもいいから今日を編む、
今を編んでゆく
うまく編めなくてほどいただけの日も、それも讃えられる行為であって懐が深い。
すべての根源にあるような営みだ。
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