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日記

ブログに何を書いたらいいかわからない、昔どうやって更新していたのか思い出せない。他人に見せる前提で何かを書く、という機会がここ2年ほどなかったので、キーボードを打つ音の響きもなんとなくぎくしゃくしているような気がする。


火曜日、半年ぶりに美容院に行った。自分としては3ヶ月くらいしか間があいていないと思っていたら、半年ぶりですねと言われたので驚いた。

美容院に行くということはわたしにとって非常に疲れることなので、ついつい予約を先延ばしにしてしまうのだ。
行ったあと数日間はぐったりして他の外出予定が入れられない。

これはわたしが美容院に行くのが嫌いであるということではない。むしろ、美容院にいるその時はものすごく居心地がいいと感じる。実際に、非常に落ち着くお店を選べていると思う。
それでもお店を出た瞬間、地面に崩れ落ちそうになるほど疲弊した自分がいる。

友人と会って楽しく過ごした後にも似たような感じになるので、ただ単に、人と関わるときにエネルギーを使いすぎて肉体的に疲れるのだろう。全力で楽しめているのだと前向きに捉えようかな。


で、今回は美容院に行って帰って一晩寝て、起きたら風邪を引いていて2日半ほど寝込んだ。

なんか疲れたなあ、報われないなあ、ていう毎日だね、せっかく髪型変えたのに引きこもってて誰にも気づかれるチャンスないし。

そうだ、今回は美容院を出るときに次の予約を入れさせてもらったから次はちゃんと行くと思う。えらすぎる。でもこのパターンでドタキャンしたことも過去にあるから頑張りたい。


前やってたブログをやめてから、微細な感情に気づくことができなくなっているのだろうね、今日こうして久しぶりにどうでもいい日常のこと書いていたらいろんな悲しいことが急に思い出されてとても悲しいね。

急に風が吹いたみたいにマイナスの感情が巻き上げられてくるからそれがいったい何なのか見ることすらできないし、とりあえず呆然としている。なんで生きているんだろう? なんでわたしここにいるんだろう? 久しぶりにそう感じている。

やっぱり疲れたのかな、とにかく人と接するの向いてなくて、こうして画面越しに誰か知らない人にいてもらうくらいがちょうどいいのかなあって思う。

風邪が治りきってなくて弱っているだけかな。でもこうして心臓のあたりがぎゅっとなるような苦しさを抱いている自分のほうがなぜか好きなんだ。良くないことでしょうか? わたしの認知は歪んでいますか? でも、訓練して正しい認知を身につけるほどに増してゆく喪失感にわたしは耐えられなかった。

誰かとの関係において全面的に自分を肯定するなんて一生できそうにないのに、こうしてこの場所にだったら何でも言えるのは本当に不思議、画面のちょっと奥には近かったり遠かったりする無数の他人がいるというのに自分のこの安心しきった感覚、全然意味がわからない。

結局、好きな自分でいるためにはブログ更新しつづけるしかなくて、どんな内容でも全方面に拡散してるのは醒めた頭で考えれば本当に恥ずかしいはずなんだけど、生きてゆく中で本当に力を抜ける瞬間がそれしかないんだからこうしていないと息が詰まり、わたしはだんだんと灰色になってきっと石になって、死ぬこともできないままになる。それが怖いよ。怖いことは嫌いだ。

とにかく自分にとってブログっていうのはそういう場所なので、ブログで稼いで生きていくとか遠い世界すぎてわけわからない。この記事もあらゆることについてわからないって言ってるだけになったし。でも自分のセンサー的なものが完全に死んではいないっていうのだけはわかってよかった。

前のブログやめる直前になんか本出したいなあって言ってたのも忘れてないんだけど本当に書く意欲が失せていて、というか、生活が平和になったからか知らないけれど書かなければ死ぬという精神状態を長らく得ることができなかった。

だから何もしてない、でも忘れてないし、今日は久しぶりに書かなければ死ぬと思えたのが嬉しかった。

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京都在住。創造的なことすべてに興味があります。

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