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キャンプ@六ツ矢崎浜オートキャンプ場

先週末、久々のキャンプ。はじめての琵琶湖畔。

と、その前に鴨川に寄ったんだった。新居の基礎ができあがったということで、見てきた。そのついでに河原のベンチで、家から持ってきたサンドイッチを食べた。

このとき座ったベンチは大きな正方形で、寝そべることもできるやつ。寝転ばない選択肢はなくて、あおむけになると、木漏れ日が気持ちいい。

90度回転した鴨川の眺めもよいものだな、と思いながらしばらくぼーっとしていたが、このままだとキャンプ場にたどりつけないまま休日が終わってしまうので、がんばって起き上がって出発した。

今回の目的地は、六ツ矢崎浜オートキャンプ場。琵琶湖の西岸にある。本当に湖のほとりにあるサイトで、最高の眺望が楽しめる。

めちゃくちゃ広い平和堂で食材とお酒を買って現地入り。受付の方がすごくいいキャラをしていた。キャンプ場のスタッフの人たちは今のところみんな好き。客ではなく人間として接してくれてる感じがすごくある。

同行したウッドストック。

湖のすぐそばの場所を取ることができた。天候は最高だ。まずは湖が見渡せる方向に椅子を置き、ビール片手に古川日出男を読んだ。こういうとき、息ができる、と思う。

少し暗くなってくると遠くの山々がいろんな青色になった。

晩ごはんはゆるキャン△にならって担々餃子鍋、と、平和堂で買ったぐじのお刺身と日本酒。

キャンプ場には、キャンプ場でしかできない種類の会話があって、なぜそれがキャンプ場でしかできないんだろう、家ではなぜこういうふうにならないんだろう、という話もまた、キャンプ場でしかできない会話のひとつなのだった。

一日目の夜から二日目にかけては風がとても強かった。夜中に風の音で目覚めたとき、もしかしたらすでにみんな避難していて、わたしたちだけテントごと琵琶湖に飲み込まれたらどうしようという妄想に襲われたけれど、そんなことはなかった。次に起きたらもうあたりは明るくて、日の出を見るという計画は失敗に終わり、またここに来る口実ができた。

早めにチェックアウトして、琵琶湖一周ドライブに出かけることにした。

眺める向きによって琵琶湖はさまざまな表情を見せていた。

いろいろなモチーフたち。

途中に寄った北近江の食堂と温泉がとてもよかった。スタッフの人がみんな親切で、施設自体もすばらしかった。ロビーで漫画を読んでいたら夕方が近づいていた。贅沢な時間の使い方。

琵琶湖一周の最後の輪っかを閉じるあたりで、夕暮れから夜に移り変わる時間帯の空が嘘みたいに美しかった。写真にはうまく写っていない。

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京都在住。創造的なことすべてに興味があります。

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