https://www4.nhk.or.jp/professional/x/2019-05-07/21/28210/1669534/
新保社長の手当てされたお肉を食べたことは本当に数えるほどしかない。
だけどこの番組を観て、その「数えるほどある」経験がとても貴重だということがわかった。
こんなに大切に扱われたものを食べたことがある、というのがいかに幸福なことなのか。
ワインを学びはじめてからというもの、なにかその人にとっての揺るぎない信念というか、その人にしかわからない非常に強烈な感覚というか、そのようなものをとても大切にして生きている、そんな人と頻繁に出会うことができている。
いや、以前から既にそんな人たちと出会ってはいたが、これまでは自分の方にそれを察知するセンサーが足りなかったというべきなのかもしれない。
さまざまなご縁を大切にしたい、と心から思った。
そして、そのためには、常に自分のありかたを更新し続けなければならないということもわかった――しかも、その中心にある思想を失わずに、だ。どれほど難しいことなのだろう。
新保社長にとってのお肉みたいなものをわたしは生きてるうちに見つけられるのだろうか?
それはわからない、でもそんな宝物を見つけたいのならば、とにかく今できることをやるしかないのだと思った。
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