LEUCHTTURM1917

今年の誕生日から、「なんでもノート」生活を再開することにした。

使用するノートを決めるにあたり、これまでに使っていたなんでもノートたちを久しぶりに読み返した。だいたいA5かA6を使ってきたのだが、自分らしい内容が書けているように見えるのはA6のほうだった。A5だと、なんとなく「ちゃんと書こう」という力が入ってしまっているのだ。というわけで、サイズはA6程度のものに決まった。

次にブランド。過去のノートで一番いい感じの内容が書けていたのはモレスキンだった。だが今回は、重要な記述をあとで見返せるようにしておきたい。もうこの条件だけで使うノートが決まってしまった。モレスキンと少し似ていて、インデックスとノンブルが始めから付いている「ロイヒトトゥルム1917」だ。

ロイヒトトゥルムはいつか使ってみたいなあと思っていた。シンプルで美しいデザイン、そして万年筆で書いても裏抜けが少ない紙質にずっと惹かれていた。ただ、しばらくの間、ノートを付けずに手帳だけで済ませていたので、買う機会がなかった。今回ようやくロイヒトトゥルムを使える日がやってきた! とても嬉しい。

カラーバリエーションが豊富なノートなので、ほんとうは店頭で選びたかったが、あいにく自分の行動範囲でロイヒトトゥルムを置いていそうな文具店はすべて休業中である。まあ一冊目だしスタンダードなものを、と考えて、通販で黒を購入。ポケットサイズは、モレスキンのポケットサイズよりも少し大きめ。とても書きやすい広さだと感じる。

頭に浮かんだことをなんでも書く、というのはこれまでのノートの使い方と同じ。それに加えて、読書メモとしても使おうと思っている。2020年の誕生日以降に読んだ本(などの文献)に通し番号を振り、インデックスに記載していくつもり。最初は読書記録専用のノートを使うことも考えたが、外出中に読むことも考えると、やはり一冊にすべてをまとめるべきだという結論に達した。

なるべく肌身はなさず持ち歩き、ふっと浮かんだことを逃さず書き留めるようにしたい。

実はわたしは、ある時期以前のノートや日記をすべて捨ててしまった。自分の死後、ぜったいに誰にも読まれたくない、という理由なのだが、最近このことをけっこう後悔している。やっぱり、急に、小学生の頃のノートを読みたくなるときがあるのだ。だからこれからはできるだけ自分のノートや手帳や日記を捨てないようにがんばりたいと思っている。

先日、『ことばと』創刊号の対談を読んでいたら、柴田聡子はむかし物語を書いて保存していたフロッピーをバキッと割って捨てたことがあるらしくて、自分だけじゃないんだ〜と思ってなんだかほっとした。ちなみに又吉直樹は昔のネタ帳兼なんでもノートみたいなものをひとつのダンボールに入れて開けられないようにガムテープでぐるぐる巻きに封印しているらしい。わたしも今後はこの方式にしようかなあ。でも、死後にそんな怪しい箱が残されていたら、周りの人間は余計開けて中身を見たくなるのでは……まあ、死んだら自分の意識も何も残らない(と信じている)から、別にいいか。久々のA6ノート生活、楽しみます。

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