キャラウェイシード入りのレモンヨーグルトケーキ

6月に作ったお菓子。
レモンとヨーグルトのケーキに、キャラウェイシードの爽やかなプチプチ感を加え、最後にレモンアイシング。
夏の味。

作った次の日くらいにいっしょに飲んだ方々にあげました。
今思ったらキャラウェイシードは好き嫌いあるかもな〜。
わたしは好きなので、お菓子以外に、ザワークラウト的なおかずにも入れています。

スパイスやハーブの入ったお菓子は楽しい。
今は1種類入れるくらいしかできないけれど、ゆくゆくはもっと複雑な味のものも作ってみたい。果物との組み合わせも考えて…。

またカワタ製菓店行きたいな。あのお店の焼き菓子は、たくさんの具材(?)を使っていても味がまとまっていて本当に美味しい。

ケーキを食べに行くってことがなかなかないなあ。基本的に誰かに誘われて食べに行っている。
誰かとどこかに行くとなると、ついアルコールのほうを選んでしまうんだよね〜。
でも甘いものも好きだよ!
お酒の時間ではなくお茶の時間にしか存在しない素敵な空気っていうのが確実にあるのはわかる。もっと積極的にお茶をしたいものだなあ。

「日本で飲もう最高のワイン2019」で審査員を務めました

先日7月7日、ホテル椿山荘東京にて行われた「日本で飲もう最高のワイン2019」品評会に「愛好者審査員」として参加してきました!
今日はその体験記を書こうと思います。

「日本で飲もう最高のワイン」とは

「日本で飲める一番美味しいワインを探そう」をテーマに2011年に発足した品評会で、藤田観光株式会社の主催で行われています。審査委員長は、山梨大学ワイン科学研究センター教授、農学博士の柳田藤寿先生です。

日本で有名な生産国で作られたワインだけでなく、世界の様々な国のワインが集まっているそうです。
過去にはレバノンのワインやブルガリアのワインが最高得点を得たこともあるらしく、まるで「パリスの審判」のようですね。

目的

  • 知名度や産地、価格など、何の先入観も持たずに美味しいワインを探す
  • 愛好家の多くが美味しいと感じるワインを選ぶ
  • 多くの人が美味しいと感じるワインを知らしめることでワイン文化発展に寄与する

審査の特徴

  1. 国産ワインと輸入ワインの区別なく、日本国内で飲める全てのワインを対象にする
  2. 価格、生産国、ブランド名、品種名などを隠してのブラインド審査
  3. 専門家の審査員(10名)だけでなく愛好家の審査員(80名)による品評も行い、各々の視点で評価する

評価

外見2点、香り6点、味わい8点、総合評価4点の計20点満点で評価。

  • プラチナ賞(17.5点以上)
  • ゴールド賞(15.5点以上17.5点未満)
  • シルバー賞(13.5点以上15.5点未満)
  • 各カテゴリーの最高得点の1本を 「ベストワイン賞」 として表彰

審査、たいへんすぎる!

ワインの審査というものに取り組むのはこれが初めてでした。
4時間30分ほどの時間をかけて44種類をテイスティングしました。

もちろん飲むことは不可能。
めちゃくちゃ好みな一杯があっても諦めるしかないのですよね(T_T)

ほんとうにたいへんでした、審査……

まず、集中力を保ちながら一定の基準でワインを評価し続ける、これが予想以上に難しい。
それだけでなく、だんだん口の中が痛くなってくる。身体的つらさ! タンニン怖い。
終了後には歯ブラシが配られてありがたかったです。

参加してよかったこと

超疲れたけど、やってよかったな〜ってことがたくさんありました。

自分の好みがはっきりする

たくさんのワインを飲み比べていくと、当然ですが「好きなワイン」「嫌いなワイン」がはっきりとわかります。
さらに、全てのワインを言語化することで「どういう言葉で表せるワインが好きなのか(or 嫌いなのか)」ということがだんだんわかってきます。

わたしの場合、以下のようなことを自覚することができました。

  • 樽の効いた白は苦手かと思っていたが「酸が美しい」と思えるものは好き
  • 日本酒のような吟醸香のする白ワインが意外と好き
  • 単一のフルーツ感が強すぎるものはあまり好きではない
  • 白ワインは少し甘みがあり、かつ酸が美しく伸びるものが好き
  • 赤ワインは複雑でかつバランスの良いものが好き
  • 赤ワインは要素が多いだけでなくそれぞれの要素が互いに溶け合っているものが好き
  • ミディアムボディの赤はさらっとしているけれど密度の濃いものが好き

ワインエキスパートのためのテイスティング勉強をする過程でかなり自分の好みがわかるようになりましたが、これほど多くの種類を一日で飲んだのは初めてだったこともあり、今回の品評会を経てさらにはっきりと自分の好みを自覚できるようになった気がします。

ワイン愛好家との新たな出会いがある

審査終了後の懇親会で、たくさんのワイン愛好家の方々と知り合うことができました。

わたしはまだ関西で開催されるワイン会にしか参加したことがありません。
したがってわたしのワイン仲間は関西にいる人を中心に広がっているのですが、この品評会では全国いろいろな地域の人と新しく出会うことができました。
専門家の方ともお話できたし、人間関係が広がった感じがして、嬉しかった!

魅力的なワイン会や大規模なワインイベントには全国から人が集まるので、今回出会った方たちとはきっとまたどこかでお会いできることでしょう。

ワインを嗜む方々は他にもすばらしい趣味をお持ちの方が多く、ワイン以外の話を聞いているだけで面白いんですよね〜。
ワイン好き同士はだいたい最初からアルコールの入った状態で知り合うので、スムーズに仲良くなり、初対面からいろいろな話ができます。
本当にワインって素晴らしいなあと思います。

今後の課題

①自分の好みではないけれど、丁寧に綺麗に作られているワイン
②まだ若すぎるけれど熟成させれば美味しくなると予想できるワイン
この2つのタイプをきちんと評価するのが難しかった!

一口飲んで「美味しくない」と切り捨ててしまうのは簡単です。
でも今後、いつか自分のお店を持てる日が来たら……自分の好みど真ん中なワインだけを置くわけにはいかないでしょう。
だから、①のようなワインをちゃんと評価できるようになりたいと思いました。

②については、このようなワインを評価できるようになることで、自宅セラーでの長期熟成にもチャレンジしていけるのかなあと。
いわゆる「ポテンシャル」ですね。
わかるようになりたいなあ。
最近やっとセラー買ったので……!(これです↓めっちゃいいです)

9月に表彰式&テイスティング会があるよ

本当にたいへんで、でも楽しかった初めてのワイン審査。
やっぱり審査結果が気になります。そして、高得点のワインを飲んでみたい(ちゃんと飲み込みたい笑)

それが叶うのが9月9日。
この日ホテル椿山荘東京にて、審査を経て上位に選ばれたワインの表彰式&テイスティング会が開かれます。
これはね、「誰でも参加できるパーティー」なんですよ。
お料理ももちろん出て、数百人規模のパーティーみたいな感じだそうです。超楽しそう!

審査員特典として割引価格で申し込めるURLを知っているので、気になる人はご連絡ください。
一緒に行きましょう〜🍷

公式サイトでの案内はこちら↓
http://www.best-wine.jp/tasting/

ではでは、生まれてはじめてのワイン審査体験記はこんなところで。
素敵な経験ができて、ほんとうに嬉しかったです(*^^*)

そうめんの話

新幹線の車内で暇を持て余しています。持ってくる本のチョイスをミスって行きの半分くらいの時点で既に読み切ってしまい、他にやることもないので、この記事を書いています。

昨日は今シーズンになって初めて蝉の声を聞きました。夏!

夏の休日といえばそうめんです。

我が家では今年も揖保乃糸の「特級・ひね」を買いました。

「特級」というのは、上級よりも少し麺が細いものです。

手延素麺という名の通り、揖保乃糸は職人さんの手で延ばして作られています。棒に麺を引っ掛けて、それを少しずつ延ばして長くしたものを乾燥させ、食べやすい長さにカットしたものが売り場に並んでる素麺です(この延ばし作業のときに棒に引っかかって三味線のばちのように平らになる部分が「そうめんばち」で、かなり美味しい部分です)

細くするほど切れやすくなるので、より細く延ばすためにはより高い技術が必要です。

▼詳しい作り方はここにあります

http://www.ibonoito.or.jp/feature/work.html

上級と特級の直径の差は約0.1〜0.2mmしかありません。しかしこれが重要で……やっぱり上級より特級のほうがだんぜん美味しいと思います。すこしだけ高いけど特級を買います。

揖保乃糸には、特級よりも更に細い「三神」というランクがあります。これは揖保乃糸の組合が選抜指定した数軒の熟練した製造者にしか作れないレア品で、かなり高級です。わたしには、まだ経験がありません……食べてみたい!

そして「ひね」というのは、1年寝かせた素麺のことです。漢字だと「古」です。熟成させることでもっちりします。

つまり特級ひねというのは「すこし細くてもっちり」してるんです。字面だけで美味しそうですね。実際に美味しいです。

ひねかひねでないかは好みだと思いますが、上級しか食べたことない人には一度でいいから特級を食べてみてほしいな。ふるさと納税にもあるよ!

そうめんを買うときには直径に注目してほしいです。直径が少しでも変わると完全に違うものになります。スパゲティとスパゲッティーニの差よりも違いが激しいような気がする……ちなみに「ひやむぎ」っていうのは極太そうめんで、これは歯ごたえがあってまた別の美味しさです。

そうめんってあらゆる料理の中でもかなり簡単にできる部類のものだと思うんですけど、わたしは昔つねにデパスかレンドルミンかマイスリーを飲んでた頃に彼氏の家でそうめんを茹でたら、ひとつの大きな小麦粉の塊が出来上がってたことがあるらしいです(記憶なし)

皆さんも平常な状態で茹でてください。

特級は上級より茹で時間を30秒少なくすると良いです。

そろそろ下車しますので、このへんで。

みなさま今年も良い夏を!

日記 2019/06/11

昨晩は、知り合いのひとに頂いた、丹念に育てられた野菜の、緑色の切れ端が流しに落ちており、そこにある虫食いに、これを育てた人とこれを食べた虫とのそれぞれの生の感じみたいなものを見ていたら、突如として自分の人生のあまりの無意味さというか、生の感じのなさ、を感じて押しつぶされそうになっていたのだが。

今朝久しぶりに飲んだムレスナティーが予想以上の美味しさで突然に救われた。

美味しいもの・素敵なもの・わくわくするものを見ると、みんなにも知ってほしいと思う……そんな素朴な気持ちを思い出した。

「CHAMPAGNE ROSE DE 新しい世界をひらこうよッ のおいしい紅茶」
ほのかな酸味やお花の香りが華やかで、柔らかみもあるけれど決して甘すぎることなく、複雑な味わいが美味しい紅茶。

新しい世界といえば……

最近毎日のようにプリリズレインボーライブを見ているので、新しい世界はひとりではひらけない、ということを思ってしまいますね。

外気に触れる機会がもっと必要なのかもしれない。でもなかなか。

自分は気が変わりやすすぎて、その日に交わした約束でないと守るのが厳しい感じなので、今の生活だと誰かと飲みに行くということもできない(このあと飲みに行こう!ていう誘いができる人がいない)。

って思ってたらめちゃくちゃ似たようなことをTwitterフォロワー氏が呟いていて、自分だけじゃないんだ〜と安心しました。

わたしの場合、数週間後とかに約束を入れると、その約束が守れるか当日までずっと心配してしまって何も手に付かないし、終わったあと気が抜けて数日何も手に付かないって感じになるんだよなあ。しかも約束守れないことも多いし社会性が終わってると思う。

解決策は見つかってないよ。むずかし〜ね!

【ワイン会】ボルドー右岸・左岸の会(Ch. La Fleur & Ch. Lafite Rothschild 垂直)

かなりの時差投稿になってしまいましたが、4月に参加したワイン会の記録をしようと思います。

上掲のアイキャッチ画像は、ていねいに・おごそかに会場まで運ばれ、抜栓を待つワインたちの様子です!
(なお、今回の記事の写真はすべて夫撮影です。ありがとう! 彼のinstagramアカウントはこちら

今回のテーマ

ボルドー右岸と左岸。
土壌のまったく異なるこの2つの地域から、それぞれ1つずつのシャトーを垂直で飲む会です。

Ch. La Fleur と Ch. Lafite Rothschild の垂直で、しかも La Fleur に関してはかなりレアな1本が含まれていました。
そのため、わたしにとっては生涯最高額のワイン会で、これに夫と2名で参加するために、しばらく日々の節約をがんばらなければなりませんでした。笑

でも、お金のことよりも、「果たして自分はこのワインに向き合えるのだろうか?」という不安のほうが、とても大きかった!

この不安に押しつぶされそうで、ワイン会当日まで2〜3日すごくメンタルが不安定だったし、当日会場に向かう道中でもずっと「わたしに今晩のワインを飲む資格はあるのだろうか……」と自問自答し続け、どうやってお店にたどり着いたのかほとんど覚えていません。

お料理 @hidamarino

テイスティングノートの前に、お料理の写真を載せておきます。
今回は京都のhidamarinoさんにて、うつくしくて美味しいお料理をワインと共に楽しませていただきました。

すべてのお皿が芸術でした。
しかもワインを邪魔しない。なのに美味しい、不思議でした。

これまで、自分はあまり貝類(生牡蠣以外)が得意ではないと思っていたのですが、このとき出していただいたいろいろな貝をすべて心から美味しいと感じることができました。
こうして貝を美味しく食べられたことで、貝の持つミネラル感がワインのそれとすごく合うという(おそらく貝がお好きな方には当たり前のような)感覚が初めてわかり、とても嬉しかった!

ワインのサーブもすごく丁寧に的確にやってくださり、終始、美味しく楽しい時間を過ごすことができました。

テイスティングノート

では、ワインの感想です。

当日に取ったメモを参考に思い出しながら書いているので、終盤に差し掛かるにつれて短く曖昧になっている感があります。

そしてこの会では、Ch. La Fleur 1955 が突出して偉大すぎたので、文の量にかなりの差があります。
でも、すべてのワインについてメモを残すことにも意味があると思うので、全部書きますね。

右岸:Chateau La Fleur

ボルドー右岸は一般に粘土質土壌と言われますが、表面まで粘土質なのはペトリュスだけで、このラ・フルールは砂の下に粘土の層があるらしいです。

・Ch. La Fleur 1955

※ La Fleur では1956年にブドウが植え替えられており、その直前の激レアヴィンテージ。きっともう一生出会えない。

とつぜん自分の目の前に、とてつもない量の「時間」が積まれ、しかもその時間の中に数えきれないほどの人間の死顔が刻まれているように感じました。

自分のグラスにこれが注がれてからしばらく、このワインにどうやって対峙すべきなのか? 戸惑っていましたが……

大先輩より、「古いワインは一瞬ごとに変わっていくよ」というアドバイスを受け、できる限り一瞬一瞬を感じるということに集中して飲みました。

すると本当に一口ごとに、香りと味わいのニュアンスが変わり……

古い土、きのこ

鉄、肉、血

すごく美味しい紅茶

さわやかな酸味のある果物

ベリー系の果物

こしょうなどのスパイス

すべての要素が馴染んで、全方向に花弁を広げてくれる
(ここでクライマックスかと思っていたのですが)

薔薇
(ここに来て新たな要素。開いた花の中心から現れるかのように)

少し煮詰めたいちご

タンニンの主張

大スペクタクル。
すごすぎて、どうしたら良いのかわからない。

わからないけれど、飲みながら心の中には、不思議な気持ちが滲み出してきました。

目の前の液体が存在するために直接的に・間接的に関わってきた人間たち(つまり自分も含め、これまで生きてきた人間全員!)が、みんなとても親しみ深いような、でも同時に崇高なような気がする……そんな気持ちです。

わたしは人間というものに対してこんな感情を今まで抱いたことがなかった。人間は基本的に醜いものだとばかり思ってきたのです。今だってそう思っている。でも、このワインを飲んだときは確かに違った。

グラスが運ばれてきた瞬間そこに見たような気がした無数の人間の死顔は、今思えばとても生き生きとしたものだったのだ、でも同時にやはり、畏れるべきものなのだ、人間とはそういうものなのだと、確かに思ったのです。

・Ch. La Fleur 1988

輝きがあり、黒みとオレンジみの混ざった力強い色調。

この古さにもかかわらず「娘」っぽさを感じます。
なんとなく、経血のようなニュアンスがある(しかも不快ではなく快い方向で)。

ワインに血の香りや味わいを感じるのは非常によくあることだけど、このような特別な血液の印象は初めて感じました。
たぶん、鉄分に加えて、熱を帯びた(?)カシスや黒いベリーのような要素があったのが要因なのでしょうか?

・Ch. La Fleur 1992

フレッシュな薔薇!
みずみずしく、艶のある、まだ萎れていない薔薇特有のニュアンスを強く感じました。

それなのに、余韻の中には、枯れた花びらのような旨味が――

花の一生を感じるような美しいワイン。

・Ch. La Fleur 1994

かなり強い鉄分とタンニン。
まだまだ早かったのかな? とも思いました。

「旨味=タンニン」という謎のメモが残されています。
タンニン由来の旨味、美味しさ、ということなのかな?

左岸:Chateau Lafite Rothschild

・Ch. Lafite Rothschild 1980

黒いベリーの香りに、鉛筆の芯(典型的なラフィットの特徴だそう)のような力強い鉄のニュアンスが加わっています。

これも時系列で味わいの変化を表すならば、

すごく細かい鉄粉がビロードのようになめらかになって纏わりついてくる感じ

血のソーセージ

赤いベリー

ラ・フルールよりも、いわゆるボルドーらしさがあるのではないかなあと思いました。タンニンもかなり強いです。

・Ch. Lafite Rothschild 1984

薄い煉瓦色で、輝きも減ってきて、外観に熟成感があるので、香りや味わいもそんな感じかなあと思っていたのですが。

かなりフルーティーでジューシー! 甘い!

その印象のあとにラズベリーのような酸、そして余韻にかけてソーセージのような肉のニュアンスが支配的に。

全体としては「まだまだフレッシュ」な印象で、外観とは裏腹な感じが面白かった。

・Ch. Lafite Rothschild 1985

今度は黒いベリー(ヴィンテージによってベリーの種類が違うの面白いです)

血のゼリー寄せ(?)のような感じで、かなり大人の味。
わたしには少し強すぎました。

・Ch. Lafite Rothschild 1986

濃厚な肉! そして鉄分!
1980でも感じた「血のソーセージ」感ですが、断然この1986のほうが本物のそれに近い。

1985と同じく力強いですが、わたしは1985より1986のほうがちょっと好みでした。

泡・白

その他に、いくつかのシャンパーニュと白ワインを頂いたので、そちらも記録しておきます。

・Bérèche et Fils Reflet d’Antan Brut

ソレラシステムを用いて複雑な味わいを出しているシャンパーニュ。

シェリー的な香りと酸をまず感じます。
この酸はかなり尖った感じなのにジューシーで、コクとミネラル感を伴っていて複雑な美味しさ。

そのあと時間を置くに連れて、はちみつ感が増してきました。

酸ひとつとってもかなり複雑な構成という感じがして、余韻の酸の中にある旨味もすごくよかったです。

・Roses de Jeanne Côte de Bechalin

なんていったらいいのかわからない充実感、幸福感……しあわせなシャンパーニュでした……

↑の Bérèche et Fils では、様々な要素が複雑に絡み合っていたのに対し、こちらは、様々な要素が混ざらずにクリアに存在している。

それでいてバランスがすばらしくて、よくわかりません。笑

BBRから購入して持ってきていただいたため、保管状態も抜群とのことでした。

・Ch. Smith Haut Lafitte Blanc 1996

ボルドーの白、進んで飲むことがあまりないので、ありがたい機会でした。

オレンジ、あんず、マンゴーなど、柔らかく熟れただいだい色の果物の甘い香り。

焼けたようなシェリーのようなアタック。
そこからの序盤〜中盤は、上品で透き通った酸と、出し殻のような枯れた旨味が感じられ、複雑な味わい。

それがなんと余韻に進むにつれてだんだんとピュアな印象になってゆく!
面白い体験でした!

・SILEX Pouilly-Fumé Didier Dagueneau 2006

ブラインドでした。わたしは南アフリカのシュナン・ブランかと……硬質な感じがしたんですよね。

パインやトロピカルフルーツの感じに、若干の青み。
「若ごぼう」とおっしゃった方がいて本当にそのとおり! という感じ。こういうテイスティングワードのセンスがほしい!

フルーツ感が非常に濃厚ですが、そこに豊富な酸がバランスを取って、充実した味わいでした。

二次会 @ Mescita Pane e Vino

会の途中で新保社長の話題になり、わたしがまだジビーフを食べたことがないということで、取扱のあるお店に案内していただいたのですが、あいにく売り切れ。

でも、どのお料理もとっても美味しかった!

ワインは

・Domaine Christian Binner Pinot Noir 2014(アルザス)
・農楽蔵 NORA Rouge 2017
(北海道)

をいただきました。
ここではあまり有用なメモを残せていないので、記事には載せません。

楽しくて、こちらもぜひまた訪れたいお店でした。

参加してよかった!

今回のワイン会、本当に行ってよかったです。

すばらしい体験でした。
人類みんなにありがとうと言いたい。

そして今回は、ワインを嗜む方々との新しい出会いも多くありました。
ワイン会でいっしょにテーブルを囲む皆様が、それぞれにワインやお料理を表現なさる言葉のすべてが、わたしにとっていつも宝物のような大切な記憶となります。

ワイン会で出会う人はみんなグルマンなのですが、今回はその中のおひとりと、まったく同じ会社から炭焼き用の備長炭を買っているとわかったのがすごくびっくり&嬉しかったです。笑

これからどんどん美食の道を突き進みたいです。
皆様からの美味しいもの情報を24時間お待ちしております。

では、
すごくすごく長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方(いる?)ありがとうございました!

アンズタケが好き

アンズタケが大好き、本当に美味しい。
だけど日本ではあまり売ってないな、つらいな、と思っていたら、この前こんなものを発見した。

ANGERS オリジナルインク カンタレッリ kantarelli
https://www.angers.jp/selection/original-ink/

さすがアンジェです。まさかアンズタケの万年筆インクがあるとは。
でも、ブラウン系のインクっていつ使ったらいいかわかんなくて、買うの躊躇してしまっている。

ていうか、アンズタケって毒キノコ扱いされてるって知ってました?
かなり衝撃的なんだけど。
めっちゃ食べてた時期あったよ、、Pfifferling。シチューとかクリームソースのパスタにしてた。
毒は微量なんだね。
本当に美味しいから見かけたら買って食べてほしいです。

アンズタケとアンジェの良さを語るだけの日記になった、
今晩はアンサンブルの合わせがあります、がんばります。

【珈琲豆レポ】〈エルサルバドル〉アグアカリエンテ農園(焙煎工房タイムリー高槻店)

3連続珈琲レポ。更新をサボりすぎです。
これは、GWの連休中の購入品。
焙煎工房タイムリーで、ほぼすべてのものが半額になるという驚愕の状況が発生した際に買ったものです。
改元の効果がすごい(毎年、連休中は安くなることが多いのかもしれませんが)

◆ DETAIL

・商品名:エルサルバドル アグアカリエンテ農園
・購入店:焙煎工房タイムリー高槻店
・原産地:エルサルバドル共和国 アウアチャパン地域 アタコ地区
・農園:アグアカリエンテ農園
・焙煎:ハイロースト
・お店の方の説明:甘みを含んだ華やかな香りが好きならオススメ! とのことでした

◆ TASTING NOTE

▷ 珈琲の正式なテイスティング法ではなく、普通に飲むために淹れて感じたことのメモです
▷ ハンドドリップ(フィルター:KONO 名門 MDK21)
▷ 26(10+8+8)g、3杯分
▷ WEDGWOOD 「リー」型のカップ

外観

・黄色みがかった濃い茶。

香り

・チョコレートを湯煎で溶かしているときの柔らかい甘い香り。

味わい

・最近飲んできたものにくらべて、酸をそれほど突出した要素として感じない(酸の量はまあまああるのだが)。
・コクが余韻にかけて印象的になる。青〜灰色みのある感じ(?)

全体の印象

・丸みがあり、味わいのバランスの良さを感じる。
・たぶん万人受けタイプ。
・わたしはもう少しどこかひとつの要素が突出してるものが好きかなあ。フルーツ感がほしいかも。


今回、少しだけ「自分の好みと遠い?」と感じることができました。うれしい!
自分の好みがわかりはじめたのは大きな成長だと思うのです。

今回の珈琲はどんな人にも飲んでもらいやすい素晴らしいバランスを持ったものでしたが、わたしはもう少しフルーティーな酸などキャラクターの強い酸を持った珈琲が好きだなあと思いました。
今度お店に行くときには、こんなふうに好みを伝えてみよう。

次回からまたお勉強メモを復活させる予定です。応援してください……!

【珈琲豆レポ】〈コロンビア〉マルセージャ ホリゾンテス農園(たたらば珈琲)

珈琲レポ。これも4月に買って飲んでいた豆。
たたらば珈琲で豆を買ったのはこのときまだ3回目だったのに、お店の方が顔を覚えていてくださり、嬉しかったです!

◆ DETAIL

・商品名:コロンビア マルセージャ ホリゾンテス農園
・購入店:たたらば珈琲
・原産地:コロンビア共和国 西部アンデス地方
・農園:ホリゾンテス農園
・焙煎:中深くらいかな
・お店による説明:花の香りを含んだナッツの香味
          広がりのある芳醇なコク
          南国フルーツのクリアな酸

◆ TASTING NOTE

▷ 珈琲の正式なテイスティング法ではなく、普通に飲むために淹れて感じたことのメモです
▷ ハンドドリップ(フィルター:KONO 名門 MDK21)
▷ 26(10+8+8)g、3杯分
▷ WEDGWOOD 「リー」型のカップ

外観

・黄色〜みどりがかったニュアンスがふちに見られる。

香り

・軽いクッキーのようなニュアンス
・ふんわりした甘み

味わい

・バターやナッツのようなコクのある甘味が広がる。
・酸は、ベリーや柑橘類というよりはパイナップル的なクリアなニュアンス。

全体の印象

・ほぼお店の説明通りの印象が得られました(嬉しい)
・花の香りっていうのがよく取れなかった。ふわっと甘い感じがそれなのだろうか?

お勉強パート省略。
毎回どんなに悩んで時間がかかっても、お店の方がとても親切に説明・おすすめしてくださるので、いつも楽しく飲むことができています。
ありがたいことです。
はやく、自分の好みを表現できるようになりたいんですが、それがなかなか難しいんだよなぁ。簡単に思えることなのですが。ふしぎですね。

【珈琲豆レポ】〈ルワンダ〉キブベルト農園(たたらば珈琲)

珈琲レポです。4月頭ごろに買って飲んでいた豆。

◆ DETAIL

・商品名:ルワンダ キブベルト農園
・購入店:たたらば珈琲
・原産国:ルワンダ共和国 西部 ニャマシェケ地区 ギホンボ村 
・農園:キブベルト農園
・焙煎:中深くらいかな

◆ TASTING NOTE

▷ 珈琲の正式なテイスティング法ではなく、普通に飲むために淹れて感じたことのメモです
▷ ハンドドリップ(フィルター:KONO 名門 MDK21)
▷ 26(10+8+8)g、3杯分
▷ WEDGWOOD 「リー」型のカップ

外観

・縁に透明感のある茶色が見られ、真ん中に向かって黒くなってゆく。

香り

・ミルクチョコ
・ミルク
・バター
・全体にまろやかな甘みの印象が強い

味わい

・序盤は、香りに反して酸がしっかり主張。
・芯のある酸っぱさ、透明感!
・余韻にかけて、バターのコクと甘さがあらわれる。

全体の印象

・透明感ある酸がかなり印象的。
・俵屋吉富の「京舞妓ちゃんボンボン」(↓画像参照)のうち、キルシュ&トリプルセックの入ったものにとてもマッチした。次点はメロンリキュール入り。この透き通った酸が、砂糖菓子のニュアンス+カリッとした食感+キルシュの酸味とうまく合ったのではないかと思う。

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きょうはお勉強パートは省略です。
大好きなお菓子とぴったりの豆が見つかって嬉しい回でした♡

プロフェッショナル 仕事の流儀、新保社長の回を観た

https://www4.nhk.or.jp/professional/x/2019-05-07/21/28210/1669534/

新保社長の手当てされたお肉を食べたことは本当に数えるほどしかない。
だけどこの番組を観て、その「数えるほどある」経験がとても貴重だということがわかった。
こんなに大切に扱われたものを食べたことがある、というのがいかに幸福なことなのか。

ワインを学びはじめてからというもの、なにかその人にとっての揺るぎない信念というか、その人にしかわからない非常に強烈な感覚というか、そのようなものをとても大切にして生きている、そんな人と頻繁に出会うことができている。

いや、以前から既にそんな人たちと出会ってはいたが、これまでは自分の方にそれを察知するセンサーが足りなかったというべきなのかもしれない。

さまざまなご縁を大切にしたい、と心から思った。
そして、そのためには、常に自分のありかたを更新し続けなければならないということもわかった――しかも、その中心にある思想を失わずに、だ。どれほど難しいことなのだろう。

新保社長にとってのお肉みたいなものをわたしは生きてるうちに見つけられるのだろうか?
それはわからない、でもそんな宝物を見つけたいのならば、とにかく今できることをやるしかないのだと思った。